ガクチカの書き方について就活コーチが解説します。【価値観を書け】

就活

ガクチカの書き方について就活コーチが解説します!

 

読者の悩み
読者の悩み

・ガクチカの書き方がわからない
・ガクチカを聞かれる理由を知りたい

・ガクチカを書くポイントを教えてほしい

こういったお悩みに答えます。

この記事を書いている私は、

・キャリアデザインスクールの就職・転職キャリアコーチ
・人材会社で5年以上勤務
・今まで3000名以上のキャリア相談実績

こういった私が、解説していきます。

ガクチカとは

ガクチカとは、「学生時代に頑張ったこと」を略した言葉です。

就活においてガクチカは、自己PR、志望動機と並んで、
ES(エントリーシート)や面接で最も聞かれる質問の内の1つです。

就活生は必ずガクチカを伝えられるよう準備しましょう。

ガクチカを聞かれる理由

なぜ、企業や人事の方は就活でガクチカを聞くのでしょうか。

下記をチェックしてみましょう。

何に一生懸命になれる人か

ガクチカは、学生生活で最も注力したこと・最大の達成感を感じたことを聞いています。

なぜ企業や人事はガクチカを聞くのでしょうか。

それは「あなたはどんなことに一生懸命になれる人なのか」を確認するためです。

価値観、分析力、問題解決力、影響力を知る

学生時代にどのような頑張りをしたのかを聞くことによって、

・価値観
・分析力
・問題解決力
・影響力

などが確認・判断できます。

特に価値観が重要

価値観が伝わると「何のためなら頑張れるのか」が伝わります。

そのモチベーションの源泉は、今までの人生を一貫したものなので、
入社後も変わらないだろうと考えられています。

ですので、企業や人事はガクチカを聞くことによって、
自社でやりがいを感じながら働ける人なのかどうかを確認・判断することができるのです。

 

ガクチカの構成

ガクチカはどのような構成で書けばいいのでしょうか。

下記を参考にしてみましょう。

タイトルを結論ファーストで

ガクチカを時系列でベラベラ語りだすのは、
結局何が伝えたいか分からなくなってしまうのでNGです。

1行目を読んで、内容が伝わるように表現することを心掛けましょう。

概要・背景

学生時代に頑張ったことの概要や背景、どのようなアクションを起こしたのかを説明しましょう。

特に、なぜそれをやろうと思ったかを伝えることが大事です。

企業や人事は、この「なぜ」という部分から、
学生の価値観や動機を知り、自社に合う人材かを判断します。

そのため、しっかりと自己分析をして深堀りをしましょう。

困難や挫折

直面した、困難や挫折を記入しましょう。

困難や挫折に対して、何をどのように行動したのかもセットで伝えましょう。

困難や挫折に対する行動は、
転じてそのまま就職した際の業務姿勢にも反映されると考えられます。

ウソを書く必要はありませんが、誠実に伝えるようにしましょう。

結果

上記アクションを起こした結果、どのような結果を得ることができたかを記入しましょう。

具体的な数字を盛り込んだり、他者からの評価があれば記載するとより説得力が増します。

結論

一連の経験から何を学んだのかを記入しましょう。

最初に記入した結論と関連づいているかしっかりと確認しましょう。

ガクチカのポイント

一番努力したことを本音で語る

これまでに一生懸命、必死に努力したこと、そしてそれをどんな風に努力したのかが伝わるようにしましょう。

本当に努力したかどうかは文章を見ればわかります。

大げさに書くよりかは本音で真実をそのまま伝えた方が伝わります。

学び・気づき

ガクチカから何を学んだのか、何に気づいたのか、何を得たのかなども伝えましょう。

そしてその学びがその後どのように活きているかも説明できるようにしておきましょう

困難や挫折

ガクチカの中でどんな困難や挫折があったのか、
そしてそれをどのように乗り越えてきたのかをアピールしましょう。

価値観を伝える

ガクチカでは価値観が問われています。

しっかりと相手に伝わるように表現するのと、
今後の「仕事を通じて実現したいこと」(Giving)とどのように繋がるかも考えておきましょう。

ツッコミに対応する

面接では、ガクチカに対する質問が必ずきます。

どんな質問がくるか想定しておきましょう。

ガクチカの書き方

とにかく書き出してみる

まずは字数を気にせず、学生時代に頑張ったことを書き出しましょう。

書き出すのが苦手な人は、友人と喋りながら録音したり、一人で語りながら録音してから音声データを書き起こしてみるのもOKです。

800字にまとめる

上記で書き上げたものを800字程度にまとめてみましょう。

経験の中にはたくさんの切り口があると思います。

その中でも1番自分らしいと感じる強みが伝わる切り口について書くようにしましょう。

 

400字にまとめる

上記で書き上げたものを400字程度にまとめてみましょう。

400字にまとめるには、切り口を1~2つ程度に絞ることが必要になります。

内容が浅くならないように、具体的に書くことを強く意識しましょう。

200字にまとめる

上記で書き上げたものを200字程度にまとめてみましょう。

200字にまとめるためには、切り口を端的に書き上げることが必要です。

伝えたいことは何かを明確にし、必要のない情報は全てカットする勇気を持ちましょう。

 

ガクチカの注意点

事実の羅列のみになっていないか

ガクチカで非常に多いのが、事実の羅列のみになっているケースです。

それでは、あなたのガクチカの背景にある思いや価値観が伝わってきません

そうなると、他者との差別化ができず、企業や人事が「もっと話してみたい」と感じることができません。

ちゃんと「なぜそれをやろうと思ったのか」という大切にしている価値観を伝えるようにしましょう。

大学時代の話がベター

「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれているので、ガクチカでは学生時代に行ったことの中から語る必要があります。

小学生、中学生、高校生も学生時代ですが、あまりに古いと
「大学生のときには特に頑張っていなかったの?」となる可能性があります。

企業によっては高校以前のエピソードと大学以降のエピソードを両方求めてくる会社もあるので、
できれば両方準備しておくと尚よいでしょう。

面接でそのまま話さない

ESで書いたガクチカを一言一句そっくりそのまま面接で答える学生がいます。

ほとんどの場合、企業や人事はESに目を通しているのでそのまま伝えるだけでは面接官は退屈してしまいます。

ESで書ききれなかった細かいディティールの話や、思いがけない努力のポイントなど、
面接官にとって新たな発見やギャップがあるような話をするよう心がけましょう。

おわりに

まずは書き出そう!

以上が、ガクチカの書き方になります。

もちろん、いきなり素晴らしいものができるはずがありません。

まずは書き出してみて、友人や先生などの第三者に見てもらい、フィードバックをもらってください。

その積み重ねが、素晴らしいガクチカを書き上げる最短最速の道となります。

「学生時代に頑張ったこと」に正解・不正解はありません。

自信を持って、ガクチカを書きましょう!

参考文献

ガクチカをいきなり書くのは非常に難しく、大変です。

そこで参考文献として下記の本をぜひご参考にしてみてください。

より具体的なガクチカの書き方や

70以上の選考通過したESが掲載されています。

https://amzn.to/3AbMW1G

納得のいく就活がしたい

・心から納得のいく就活がしたい
・就活で何を取り組んでいいかわからない
・就活で後悔したくない

上記のような方には下記記事がおススメです!

 

 

以上、ご閲覧いただき、ありがとうございました!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました