ウェルビーイング(well-being)とは。心理学コーチが解説

ウェルビーイング

ウェルビーイング(well-being)とは。心理学コーチが解説

読者の悩み
読者の悩み

・ウェルビーイングって最近よく聞くけど、よくわからない
・ウェルビーイングって日本語だとどういう意味?
・ウェルビーイングって一体どんな効果があるの?

 

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、

・ウェルビーイング経営会社の元支店長
・副業でウェルビーイングやポジティブ心理学のWEBセミナー講師を実施
・ポジティブ心理学の専門家として資格所持

こういった私が、解説していきます。

ウェルビーイングとは

ウェルビーイングの定義

最近よく聞く「ウェルビーイング」ですが、一体どういう意味なのでしょうか。

ウェルビーイング→「well-being」という言葉は、直訳すると

well=良い
being=状態

という意味になるので
well-being=良い状態
と言えます。

しかし、実際にウェルビーイングとは

身体的・精神的・社会的に良好な状態が持続していること

と定義されています。

ウェルビーイングとWHO

WHO(世界保健機関)では「健康」の定義として、「ウェルビーイング」という言葉が使われています。
以下条文をご覧ください。

「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。」
Health is a state of complete physical, mental and social well-being  and not merely the absence of disease or infirmity.

WHOによると、「(肉体的、精神的、社会帝に)満たされた状態」がウェルビーイングであり、
健康にはウェルビーイングが必要不可欠ということですね。

ウェルビーイングと心理学

ウェルビーイングは心理学にも関連があります。
ポジティブ心理学という心理学は、ウェルビーイングを追求していくことが目的とされています。
ポジティブ心理学は幸福を科学する学問であり、欧米ではウェルビーイング=幸福とも表現されます。

ウェルビーイング=幸せ?

先ほど、ウェルビーイング=幸せ、幸福
と表現されることがありますとお話ししました。
しかし、幸せを英語に訳すと「ハッピー(happy)」や「ハピネス(happiness)と翻訳する人も多いと思います。
両者の違いを確認してみましょう。

ウェルビーイングとハッピーの違い

ハッピー=一瞬の幸せという意味合いで使われます。

【例】
・おいしいもの食べる
・ディズニーランドにいったりする
・温泉やサウナでくつろぐ

ウェルビーイング=充実している幸せや没頭している幸せのときに使われます。

【例】
・甲子園にむかってひび頑張る
・目標に向かって日々頑張る
・志望校にボランティア活動に打ち込む

どちらか良いや悪いという話ではありません。
幸せな人生、ウェルビーイングを高めていくためには両者のバランスが重要です。
両者の意味合いや違いをしっかりと理解しておきましょう。

ウェルビーイングの効果

ウェルビーイングには一体どういう効果があるのでしょうか。
ポジティブ心理学の研究で明らかになっているものを紹介していきます。

☑イノベーションと創造性が300%上昇
☑人材の流出阻止率44%向上
☑営業成績が37%向上
☑ 業務の生産性が31%向上
☑ 燃え尽き症候群が25%減少
☑病欠日数が66%減少
☑離職率が51%減少

ざっと出しただけでもこれだけあります。
個人や企業がウェルビーイングに高い興味を持っているのも納得できますね!
個人や組織の能力を引き出し、結果を出すため、そして幸福な人生を送るためには
ウェルビーイングの追求は重要なポイントとなります。
ぜひ、ウェルビーイングを高めていきましょう!

最後に

ウェルビーイングについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
あなた自身や、組織の活性化の為、ぜひウェルビーイングを追求していってください。

ウェルビーイングについてはこちらの動画でも紹介しているのでぜひ参考にしてください。

以上ご覧いただきありがとうございました!

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